最近使っていた会計ソフトをマネーフォワードからfreeeに乗り換えました。
副業で簡単に使っている範囲ですが、その方法と両者の違いを簡単ですが紹介します。
きっかけは開業届
そもそも、「副業やったる!」と思って開業届を出すときにお世話になったのが「freee開業」。無料で電子申告できるのでめちゃくちゃ便利でした。会社務めだと平日に税務署に行くのも大変だし、モチベーションが高い時に一気に手続きできるので、開業を悩んでいた自分にとっては最適でした。マネーフォワードでも無料で同じことができるみたいなので、開業を考えている人は是非。
ちなみに、開業する際は税務署に出す「開業届」や「青色申告承認申請書」の他にも、都道府県税事務所に「事業開始等申告書」なるものも提出が必要ですが、こちらは個別に対応が必要です。でも、記入事項は少ないので超簡単です。詳しくは各主管の税事務所に確認を。
開業直後は縁があって、最初はfreeeの無料プランを使っていましたが、ほとんど仕訳が発生せずに無料期間は終了。ここでもう一つ会計ソフトで気になっていた「マネーフォワード クラウド」の無料版に移行して頑張っていましたが、いろいろあって確定申告は自力で乗り越えました。詳しくはこちらの記事を。
なんでマネーフォワードを続けないの
昨年はおかげさまでマネーフォワードの無料範囲(年間50仕訳まで)を超えてしまったので、有料版に切り替える必要性が出てきました。ここまで1年以上マネーフォワードを使ってきて操作にも慣れてきてたのですが、どうしても最初に経験したfreeeの操作性が忘れられず、乗り換えることにしました。
ちなみに、マネーフォワードはカッチリ仕分けていく感じで、簿記経験者にはおなじみのスタイルです。詳しい人には安心感があり、料金的にも一番安いプラン同士を比べるとfreeeよりもマネーフォワードの方が若干お得です。ただ、スマホの操作性がまだ発展途上で、パソコンでしかできないことが多い印象です。(例えば、未実現を実現にする操作など)
一方、freeeは何が起きたのかをガイドに沿って操作すると登録できてしまい、簿記的にどう仕訳したか知らせる気がない(パソコンで確認はできます)のがちょっと気になりますが、直感的に操作しやすく、スマホアプリの操作性も高いです。
今回、自分が気になる範囲で見比べた違いを簡単ですが整理します。
freee | マネーフォワード クラウド | |
---|---|---|
年会費(税込) | 12,936円(スターター) | 10,560円(パーソナルミニ) |
開業届 | 〇 | 〇 |
確定申告 | 〇 | 〇 |
無料プラン | 直近1ヶ月に登録したデータのみ可 etc | 年間50仕訳(確定申告不可) etc |
操作イメージ | ガイドに沿って発生した事象を登録する | 従来の複式簿記を登録する |
マネーフォワード→freeeにデータ移行、そして確定申告も
さて、freeeに切り替えることを決めたので、さっそく移行用にCSVデータを抜き出そうとしたところ問題が発生。マネーフォワード クラウドの無料版ではCSVデータの抽出機能に対応していないではないですか。。しかも、一番安い「パーソナルミニ」プランでも対応しておらず「パーソナル」プランからしか利用できません。なので、今回は1か月間だけ「パーソナル」プランに入って、1か月後にCSVデータを抜き出してfreeeに移行しました。
なお、移行方法はfreeeのヘルプ「MFクラウドシリーズから仕訳データを移行する」に沿ってやれば問題なく移行できました。
そんなこんなで去年は自力で確定申告でしたが、今年はfreeeの確定申告機能を使いました。やっぱり会計ソフトを利用すると楽ですね。予め仕訳は整えていたのもありますが2時間弱で無事提出完了です。
今回、操作性重視でfreeeに乗り換えることにしましたが、今後の利用の仕方や機能強化で、またマネーフォワードに戻るかもですね。とりあえず年間契約をしたので1年後に再検討します。
それではまた。